📅 2026年10月5日時点 YouTube「Trending 20 Japan」の上位20本から、再生回数が100万回を超えていた10本を集めました。 ミュージックビデオ、リリックビデオ、ダンスパフォーマンスなど。 いま日本で注目されている音と映像を、約36分で楽しめます。 🎧 朝の支度中、音楽は流しておくだけのつもり。 でも、気になる声や映像が始まると、 つい画面を見てしまう。 そんな時間に置いておきたい、 “いま”の10本です。 🔄 このボックスは、だいたい週に1回、中身が入れ替わります。 ブックマークしておけば、次の更新後も同じ場所で、 その週の新しい10本をチェックできます。 ※順位と再生回数は、2026年10月5日の確認時点のものです。 動画メモ 1 Mrs. GREEN APPLE — 共犯 動画メモ 2 Mrs. GREEN APPLE — ア・ポステリオリ Official MV 動画メモ 3 Mrs. GREEN APPLE — Cinderella 動画メモ 4 Ayumu Imazu — 結び 動画メモ 5 Aiobahn +81 feat. DEMONDICE — DEMON'S SHOT Official MV 動画メモ 6 MAZZEL × STARGLOW — Nameless MythS Music Video 動画メモ 7 新しい曲を、映像ごと|NiziU「Sour Grapes」 公開されたばかりのNiziU「Sour Grapes」。新しい曲をMVと一緒に受け取る楽しさがあります。この日の人気急上昇で出会った、「今っぽさ」を感じる一本。 動画メモ 8 BE:FIRST — DEAD EYES EVERYWHERE feat. ATL Jacob Special Dance Performance 動画メモ 9 ILLGATOR — 怠。 MV 動画メモ 10 JO1 — ANIMAL Official MV
ピッカー

にじのよりみち
気になった人や作品をたどりながら、心に残った理由を自分の言葉で記録しています。
藤井 風の音楽を知るなら、彼のオリジナル曲だけを聴くのでは、少し足りないような気がします。 デビュー前からYouTubeでさまざまな曲をピアノで演奏し、デビュー後も『HELP EVER HURT COVER』と『LOVE ALL COVER ALL』で、幅広い時代とジャンルの楽曲を自分のピアノの言葉に置き換えてきました。 このボックスにほかのアーティストの曲を入れたのは、ただ雰囲気が似ているからではありません。 Amy Winehouseの「Stronger Than Me」は『HELP EVER HURT COVER』に、Ariana Grandeの「No Tears Left To Cry」は『LOVE ALL COVER ALL』に、藤井 風自身のピアノアレンジによるカバーが収録されています。 彼が選んだ曲のオリジナルと、彼自身が作った音楽を交互に聴きながら、どんな音楽を吸収し、どのように自分の表現へ変えてきたのかをたどってみます。 動画メモ 1 原点|12歳の藤井 風、すべては一台のピアノから始まった デビューのおよそ10年前、12歳の藤井 風が投稿した、コブクロ「STAY」のピアノ演奏。 父の「これからはYouTubeの時代」という言葉をきっかけに、自宅からピアノや弾き語りの動画を発信し始めた。 原曲の旋律を大切にしながら、和音の響きや間の取り方で、自分らしい色を加えていく。まだ歌声は登場しないが、耳で聴いた音楽を自分のピアノへと置き換える力が、すでに感じられる。 現在の洗練された作品から少し時間を巻き戻して、まずは少年・藤井 風と一台のピアノから聴き始めたい。 最後に、時を隔てて書かれた二つのコメントを。 2017年ごろ 「伝説のはじまり。」 2025年末ごろ 「15年後から来たよ!今も音楽続けてくれてありがとう!!」 デビュー前の予感と、15年後から届いた感謝。コメント欄にも、この動画が歩んできた時間が刻まれている。 YouTube原題:【コブクロ】kobukuro-STAY ピアノ 投稿チャンネル:藤井 風 演奏曲:STAY 原曲アーティスト:コブクロ 投稿年:2010年 動画メモ 2 原曲へ|12歳の藤井 風が選んだ「STAY」 1本目で藤井 風によるピアノ演奏を聴いたあと、今度はその原曲へ。 「STAY」は、コブクロが2009年に発表した18枚目のシングル。小渕健太郎が作詞・作曲を手がけ、大切な人を思う切実な気持ちを、二人の重なり合う歌声で描いている。 原曲と聴き比べると、歌声の息づかいをピアノでどう表現したのか、どの旋律を際立たせ、二人分のハーモニーを両手へどう置き換えたのかが見えてくる。 12歳の彼がこの曲の何を聴き取り、どんな音を自分のピアノに残そうとしたのか。1本目の演奏を思い出しながら聴いてみたい。 【動画情報】 YouTube原題:コブクロ-STAY 投稿チャンネル:コブクロ 公式チャンネル 作詞・作曲:小渕健太郎 発売:2009年7月15日 タイアップ:TBS系日曜劇場『官僚たちの夏』主題歌 動画メモ 3 自分の歌へ|少年のピアノが「風よ」になるまで 12歳の演奏から10年。自宅のピアノで誰かの曲を解釈していた少年は、2020年、自分の言葉とメロディーを収めたデビューアルバム『HELP EVER HURT NEVER』を発表した。 「風よ」は、そのアルバムに収められた一曲。12/8拍子のゆるやかな揺れと、9thを含んだ柔らかな和音が、風が近づいては遠ざかるような流れをつくっている。 悲しみも喜びも運び去っていく風に語りかけながら、変わり続ける日々を静かに受け入れていく。派手に盛り上げるのではなく、ピアノと歌を中心に余白を残した音だからこそ、言葉が深く響く。 誰かの歌をピアノへ置き換えていた少年が、自分自身の歌を奏でる人になるまで。その10年の時間も思い浮かべながら聴いてみたい。 【動画情報】 YouTube原題:Kazeyo アーティスト:藤井 風 収録アルバム:HELP EVER HURT NEVER 作詞・作曲:藤井 風 プロデュース:Yaffle(ヤッフル/藤井 風の1st・2ndアルバムを手がけた音楽プロデューサー) アルバム発売:2020年5月20日 動画形式:公式音源 動画メモ 4 音楽的ルーツ①|藤井 風が選んだ「Stronger Than Me」 自分の音楽を知ったあとで、今度は藤井 風が何を聴き、どんな曲を自分のピアノで解釈してきたのかをたどってみる。 「Stronger Than Me」は、Amy Winehouseが2003年に発表したデビューシングル。ジャズとR&B、ネオソウルが交差するグルーヴの上で、率直で皮肉の効いた言葉を、少し気だるく自在なリズムで歌っている。 藤井 風はこの曲を、カバーアルバム『HELP EVER HURT COVER』で実際に選び、歌とピアノだけで再解釈した。バンドがつくる原曲のグルーヴを、ピアノの低音と和音、そして自身の歌声へ置き換えている。 雰囲気が似ているから並べた曲ではない。藤井 風自身が選び、演奏し、自分の音楽へと吸収してきた一曲として、まずはAmy Winehouseの原曲を聴いてみたい。 【動画情報】 YouTube原題:Amy Winehouse-Stronger Than Me アーティスト:Amy Winehouse 収録アルバム:Frank 作詞・作曲:Amy Winehouse、Salaam Remi プロデュース:Salaam Remi 発売:2003年10月6日 藤井 風との接点:『HELP EVER HURT COVER』10曲目に収録 受賞:2004年 Ivor Novello Award「Best Contemporary Song」 動画メモ 5 ポップの扉|「きらり」で、音楽は街へ走り出す 「風よ」の内省的なピアノから一転して、「きらり」では藤井 風の音楽が外の世界へと走り出す。 2021年にHonda「VEZEL」のCMソングとして発表され、翌年の2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』に収録された一曲。藤井 風が聴いてきたソウルやR&Bの感覚を、プロデューサーのYaffleとともに、明るく現代的なポップへと開いている。 ファンキーなディスコのグルーヴと、音数を絞った軽やかなトラック。その一方で、メロディーやコードは細やかに動き、親しみやすさの奥に藤井 風らしい音楽的な深さが隠れている。 4本目で聴いたAmy WinehouseへとつながるソウルやR&Bのルーツも、ここでは誰かの模倣ではなく、彼自身のポップとして自然に溶け込んでいる。 ピアノの前に座っていた少年が、踊り、バイクで風を切り、全身で音楽を表現する人へ。「きらり」は、藤井 風の音楽がより広い景色へ向かい始めた瞬間のように見える。 【動画情報】 YouTube原題:Fujii Kaze - Kirari(Official Video) 作詞・作曲:藤井 風 プロデュース:Yaffle 配信リリース:2021年5月3日 収録アルバム:『LOVE ALL SERVE ALL』(2022年) タイアップ:Honda「VEZEL」CMソング 動画メモ 6 音楽的ルーツ②|藤井 風が選んだ「no tears left to cry」 「きらり」で広がった軽やかなポップ。その背景にある音楽を、もう一曲たどってみる。 Ariana Grandeが2018年に発表した「no tears left to cry」。2017年のマンチェスター公演で起きた悲劇を経て、彼女が最初に届けたシングルでもある。悲しみを消し去るのではなく、それを抱えながら再び立ち上がり、愛し、踊ることを選ぶ歌だ。 バラードのように静かに始まり、やがてUKガラージの影響を感じさせる軽快なビートへ。親しみやすいポップの中で、コードやメロディーが細かく表情を変えていく。 藤井 風はこの曲を、2ndアルバムの初回盤に付属したカバー集『LOVE ALL COVER ALL』で、ピアノと歌を中心に再解釈している。雰囲気が似ているから並べたのではなく、彼自身が選び、自分の音楽として弾き直した一曲だ。 華やかな原曲からリズムを少しずつほどいていくと、藤井 風が惹かれたであろう豊かなハーモニーが見えてくる。「きらり」のポップな軽やかさへとつながる、もう一つの音楽的ルーツとして聴いてみたい。 【動画情報】 YouTube原題:Ariana Grande - no tears left to cry(Official Video) アーティスト:Ariana Grande 作詞・作曲:Ariana Grande、Max Martin、Ilya Salmanzadeh、Savan Kotecha リリース:2018年4月20日 収録アルバム:『Sweetener』(2018年) MV監督:Dave Meyers 藤井 風との接点: 『LOVE ALL COVER ALL』にピアノアレンジによるカバーを収録 動画メモ 7 現在地|「Prema」、そして世界へ 12歳の少年が、一台のピアノで始めたYouTube。最後にたどり着くのは、2025年に発表された3rdアルバムの表題曲「Prema」だ。 『Prema』は、全9曲を英語詞で制作し、アメリカのRepublic Recordsから世界へ届けられたアルバム。幼い頃から海外の音楽を聴き、ピアノで弾き、自分なりに歌ってきた藤井 風にとって、英語で歌うことは突然の方向転換ではなく、原点から続いてきた道の先にも見える。 「Prema」はサンスクリット語で、無私の、精神的な、至高の愛を意味する言葉。藤井 風はこの作品を通して、自分自身がそのような愛でありたいという思いを表現している。 1st・2ndアルバムをYaffleと作り上げた彼は、この表題曲で韓国のプロデューサー250(イオゴン)と制作。90年代のヒップホップを思わせる太いビートに、ピアノと自由な歌声を重ね、これまで育ててきたジャズ、ソウル、R&Bの感覚を新しいサウンドへと開いている。 タイの雄大な自然の中で撮影された映像からも、境界を越えていく解放感が伝わってくる。 少年のピアノ、洋楽との出会い、自分の歌、そして世界へ。一曲ずつ風を追いかけてきたこのボックスは、ここで終わるのではなく、藤井 風の新しい章へと続いていく。 【動画情報】 YouTube原題:Fujii Kaze - Prema [Official video] アーティスト:藤井 風 収録アルバム:『Prema』 アルバム発売日:2025年9月5日 プロデュース:250(イオゴン) アルバム情報:全9曲英語詞・3rdスタジオアルバム リリース:Republic Records
同じ「COOL」でも、そこに映る“かっこよさ”は、時代や音楽によって少しずつ違う。 このPickBoxは、noteでさまざまな「テーマ別プレイリスト」を紹介しているnegomasaさんの投稿をきっかけに作りました。 もとの投稿では、暑い夏に少しでも涼しい気分になれるよう、タイトルに「COOL」がつく邦楽が選ばれていました。 そのアイデアをお借りして、このPickBoxでは少し視点を変え、1982年から2007年までの5曲を年代順に並べています。 都会的で洗練された「COOL」。 荒々しく自由な「COOL」。 そして、ジャンルの境界を越え、ラップやアイドル、鋭いオルタナティブ・ロックへと広がっていく「COOL」。 同じ言葉を掲げながら、それぞれの曲が映し出す“かっこよさ”は異なります。 25年分の音をたどりながら、あなたにとっての「COOL」を見つけてみてください。 このPickBoxは、noteで邦楽・洋楽をテーマごとに紹介している negomasaさんのnote記事「タイトルに『COOL』がつく邦楽曲たち」に着想を得て構成しました。 negomasaさんのnoteプロフィール → https://note.com/negomasa0422 動画メモ 1 1982年|「COOL」は、都会の洗練をまとっていた 都会的でスタイリッシュなシティポップの立役者。 "COOL"がまだ真新しい響きだった時代の一曲。 1982年に発表されたアルバム『SEVENTH AVENUE SOUTH』の収録曲です。ニューヨークで録音されたこのアルバムには、ジャズやフュージョンの分野で活躍するミュージシャンたちが参加しました。 軽やかな歌声と洗練された演奏から伝わってくるのは、冷たさではなく、都会を自分のペースで歩くような余裕。 この時代の「COOL」は、力を入れて主張するものではなく、自然に身にまとう“かっこよさ”だったのかもしれません。 25年分の「COOL」をたどる旅は、まずこの都会的な一曲から始まります。 YouTube原題:COOL / 南佳孝 投稿チャンネル:カゲノゴリ 再生時間:5分19秒 収録アルバム:『SEVENTH AVENUE SOUTH』(1982年) 動画メモ 2 1988年|「クール」は、熱を隠さない恋だった 2曲目は、THE RC SUCCESSIONの「COOL FEELING・クールな気分」。 1988年に発表されたアルバム『MARVY』の収録曲です。今回の映像には、同年4月10日に汐留PITで披露されたライブ演奏が収められています。 「クール」という題名から、冷静で気取った歌を想像するかもしれません。ところが、その内側にあるのは、大切な人をまっすぐに求める熱い気持ち。 忌野清志郎の歌声とライブならではの演奏からは、格好をつけるだけではない、人間らしい温度が伝わってきます。 1曲目の都会的で洗練された「COOL」から一転。ここでの「クール」は、熱を冷ます言葉ではなく、抑えきれない感情を包む言葉のように聞こえます。 YouTube原題:THE RC SUCCESSION - クールな気分【FROM THE VAULT】 投稿チャンネル:横浜にこにこテレビ 再生時間:3分44秒 収録アルバム:『MARVY』(1988年) ライブ:汐留PIT(1988年4月10日) 動画メモ 3 1998年|「COOL」は、境界を飛び越え始めた 3曲目は、Dragon Ashの「Cool Boarders」。 1998年に発表されたセカンドアルバム『Buzz Songs』の収録曲です。 ロックを土台にしながら、既存のジャンルには収まりきらないリズムや言葉の感覚を取り込んでいった当時のDragon Ash。この曲からも、新しい音へ向かおうとする若さと勢いが伝わってきます。 「Boarders」という言葉から浮かぶのは、スピードに乗って自由に滑り、境界を越えていく姿。 ここでの「COOL」は、洗練や感情を表す言葉から、決められた枠を飛び越えていく姿勢へと変わり始めます。 YouTube原題:Cool Boarders 投稿チャンネル:Dragon Ash - Topic 再生時間:4分29秒 収録アルバム:『Buzz Songs』(1998年) リリース:1998年9月2日 動画メモ 4 2006年|「COOL」は、5人の宣言になった 4曲目は、嵐の「COOL & SOUL」。 2006年に発表されたアルバム『ARASHIC』の収録曲です。SPINが作詞を手がけ、櫻井翔がラップを構成しています。 この曲で語られるのは、それまで嵐が歩んできた道と、自分たちのスタイルを貫いていこうとする強い意志。親しみやすいアイドルソングとは少し異なる、挑戦的で自信に満ちた一曲です。 前のDragon Ashがロックの境界を越え始めた音だとすれば、ここではラップがアイドルグループの個性や決意を伝える表現になっています。 この時代の「COOL」は、誰かに格好よく見せるための言葉ではなく、自分たちが何者なのかを自分たちの言葉で示すことだったのかもしれません。 YouTube原題:COOL & SOUL 投稿チャンネル:ARASHI - Topic 再生時間:3分53秒 収録アルバム:『ARASHIC』(2006年) リリース:2006年7月5日 作詞:SPIN All Rap presented by 櫻井 翔 作曲・編曲:吉岡たく 動画メモ 5 2007年|「COOL」は、冷たく鋭い衝動になった 最後の一曲は、凛として時雨の「COOL J」。 2007年に発表されたセカンドアルバム『Inspiration is DEAD』の収録曲です。 鋭く切り込むギター、目まぐるしく変化するリズム、緊張感を高めていく二つの歌声。凍りつくような静けさと、抑えきれずにあふれ出す衝動が同居しています。 ここでの「COOL」は、余裕や自信を表す言葉ではありません。冷たく揺れる意識や記憶、心の奥に潜む不安までを映し出す感覚のように聞こえます。 都会的な洗練から始まった25年分の「COOL」。その最後に待っていたのは、聴く人の内側を鋭く揺さぶる音でした。 YouTube原題:凛として時雨 - COOL J | Ling Tosite Sigure - COOL J (FULL) 投稿チャンネル:Chin Chin 再生時間:3分57秒 収録アルバム:『Inspiration is DEAD』(2007年) リリース:2007年8月22日 作詞・作曲:TK
シルバーウィークの5日間。 どこかへ出かける日も、何もしない日も、その日の風にまかせて過ごせたら。 そんな気分から、タイトルに「風」が入った邦楽を5曲選びました。 明るい風に乗って連休が始まり、少し遠くへ出かけ、午後は肩の力を抜く。 夕暮れには歩幅をゆるめ、最後は「風のゆくえ」を見送る——。 5曲を、休みの始まりから日常へ戻る前の夜までの、小さな物語として並べています。 選曲のきっかけは、noteで音楽の記事を投稿しているnegomasaさんの 『“タイトルに風・Windがつく”邦楽曲たち🎶🎶』。 記事で紹介されていた数多くの曲の中から、秋の始まりと今回の5日間に似合うものを選び、あらためて順番を組みました。 5曲で約25分。 散歩や電車での移動、家でひと息つく時間にも。 秋の風を感じながら、五つの「風」を順番に楽しんでみてください。 選曲のきっかけになった記事 negomasaさん 『“タイトルに風・Windがつく”邦楽曲たち🎶🎶』 https://note.com/negomasa0422/n/n2b3e382ea518 動画メモ 1 1日目|風に乗って、連休が始まる朝 シルバーウィークの始まりに選んだのは、緑黄色社会の「風に乗る」。 軽やかに駆け出すような音と、視界がぱっと開けていくような歌声が、これから始まる5日間への気持ちを自然に高めてくれます。 まだ予定が決まっていなくても、まずはこの曲を流して窓を開けてみる。 どこへ行こうかと考えている、少し心が浮き立つような朝にも似合う一曲です。 劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の主題歌として書き下ろされた楽曲。 このボックスをめぐる小さな旅も、ここから風に乗って始まります。 動画情報 曲名:風に乗る アーティスト:緑黄色社会 公開チャンネル:緑黄色社会 Official YouTube Channel 楽曲発表:2026年 タイアップ:劇場アニメ『パリに咲くエトワール』主題歌 動画メモ 2 2日目|風になって、少し遠くへ出かける日 2日目に聴きたいのは、つじあやのの「風になる」。 軽やかなウクレレと穏やかな歌声を聴いていると、いつもより少し遠くまで出かけてみたくなります。 大きな旅行でなくても、ひと駅先まで行ってみたり、普段は通らない道を歩いてみたり。 行き先をきっちり決めず、その日の風にまかせて動く休日にも似合う一曲です。 2002年に発表された、スタジオジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌。 1日目に吹き始めた風に背中を押されて、今日は少しだけ遠くへ。 動画情報 曲名:風になる アーティスト:つじあやの 公開チャンネル:つじあやの Official YouTube Channel 楽曲発表:2002年 タイアップ:スタジオジブリ映画『猫の恩返し』主題歌 動画メモ 3 3日目|予定を決めず、風にまかせる午後 5日間のちょうど真ん中。 3日目は、奥田民生の「風は西から」を選びました。 最初の2日を少し活動的に過ごしたあとは、今日は予定を詰め込まない。 どこかへ出かけてもいいし、家で窓を開けたままのんびりしてもいい。そんな自由な午後に似合う一曲です。 飾らない歌声とギター一本の演奏には、肩の力を抜きながらも、少しだけ前へ進ませてくれるような頼もしさがあります。 広島出身の奥田民生が、地元・広島に拠点を置くマツダの企業広告「Be a driver.」のために書き下ろした楽曲。 映像は、マツダスタジアムで約3万人を前に行われた弾き語りライブからの一曲です。 動画情報 曲名:風は西から アーティスト:奥田民生 公開チャンネル:奥田民生(RAMEN CURRY MUSIC RECORDS) 楽曲発表:2013年 タイアップ:マツダ企業広告「Be a driver.」オフィシャルソング 映像:『奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム』ライブ映像 動画メモ 4 4日目|秋の夕暮れ、風を感じながら歩く 4日目に選んだのは、ヨルシカの「風を食む」。 楽しかった連休も、少しずつ終わりが見えてくる頃。 昼間のにぎやかさが静まり、空の色がゆっくり変わっていく夕暮れに聴きたい一曲です。 何か特別な予定を増やさなくても、ただ歩きながら風の冷たさや季節の変化に気づく。 そんな静かな時間も、休日の大切な一部なのかもしれません。 「風を食む」は、現代の消費社会を題材にしながら、優しいメロディで包み込んだ楽曲。 透明感のある歌声と少し切ない音の余韻が、秋の夕暮れによく似合います。 動画情報 曲名:風を食む アーティスト:ヨルシカ 公開チャンネル:ヨルシカ / n-buna Official 楽曲発表:2020年 タイアップ:TBS系『NEWS23』エンディングテーマ 作詞・作曲・編曲:n-buna Vocal:suis 動画メモ 5 5日目|風のゆくえを見送る、日常へ戻る前の夜 5日目、最後に選んだのはAdoの「風のゆくえ」。 楽しかった時間が終わり、明日からの日常が少しずつ近づいてくる夜。 残り少ない休みを惜しむだけでなく、この5日間に見たものや感じたことを静かに振り返りながら聴きたい一曲です。 繊細さと力強さをあわせ持つAdoの歌声が、遠くへ向かって吹いていく風のように、ゆっくりと余韻を残します。 1日目に吹き始めた風は、最後にどこへ向かうのか。 答えを決めず、そのゆくえを見送りながら、日常へ戻る心の準備をする。 五つの「風」をめぐる小さな旅は、この曲で終わります。 動画情報 曲名:風のゆくえ アーティスト:Ado 公開チャンネル:Ado 楽曲発表:2022年 作品:映画『ONE PIECE FILM RED』劇中歌 作詞・作曲:秦 基博
「ロック」を追いかけたら、45年分の“生きざま”が見えてきた! 前回の「COOL」編に続く、negomasaさんの投稿に着想を得た企画の第2弾です。 前回は涼を求めて、タイトルに「COOL」が入った曲を集めました。 今回は、その反対に熱を求めて。 夏が終わる前に、もう一度熱くなりたい—— そんな気分で、タイトルに「ロック」が入った邦楽を選びました。 元記事には、タイトルに「ロック」がつく邦楽がずらりと並んでいます。 このPickBoxではそこから少し視点を変えて、 「ロック」という言葉が、時代ごとにどんな“生きざま”を映してきたのかを、 年代を追ってたどってみます。 このPickBoxは、noteで邦楽・洋楽をテーマごとに紹介している negomasaさんの「タイトルに『ロック』がつく邦楽曲たち」という企画から 着想を得て構成しました。 negomasaさんのnoteプロフィール → https://note.com/negomasa0422 動画メモ 1 1980年|「ロック」は、突っ走る生きざまだった 動画情報 YouTube原題:横浜銀蝿 ぶっちぎりRock'n Roll 投稿チャンネル:Celica DoubleX 再生時間:5分19秒 楽曲発表年:1980年 7曲の始まりは、1980年にデビューした横浜銀蝿から。 リーゼントに革ジャン。周りに合わせるより、自分たちのスタイルを貫いて突っ走る。ここで歌われる「ロック」は、音楽のジャンルというより、生き方そのものに近い。 荒々しいサウンドの奥にあるのは、意外なほどまっすぐな熱。45年をたどるこのPickBoxの出発点に置きたい一曲。 動画メモ 2 1987年|「ロック」は、好きなものを好きと言うことだった——THE BLUE HEARTS 動画情報 YouTube原題:The Blue Hearts - パンク・ロック 投稿チャンネル:Hurry 再生時間:3分45秒 楽曲発表年:1987年 1曲目の「突っ走るロック」から7年。 THE BLUE HEARTSが歌ったのは、パンク・ロックが好きだという、驚くほどシンプルでまっすぐな気持ちだった。 飾らない言葉とシンプルなコード。反抗や怒りだけではなく、やさしさに惹かれていると歌うところに、この曲のロックがある。 周りにどう見られるかではなく、好きなものを心から好きだと言う。その潔さが、1987年の“生きざま”として今もまっすぐに響いてくる。 動画メモ 3 2010年|「ロック」は、アイドルが叫ぶ“本気”になった——AKB48 動画情報 YouTube原題:【MV full】マジスカロックンロール / AKB48【公式】 投稿チャンネル:AKB48 再生時間:3分37秒 楽曲発表年:2010年 2曲目から23年。ロックバンドではなく、アイドルグループが「ロックンロール」を歌う時代へ。 AKB48のメンバーがヤンキー役を演じたドラマ『マジすか学園』のオープニングテーマ。制服、けんか、仲間、プライドという世界観の中で描かれるのは、格好だけで強がるのではなく、本気で生きようとする姿だ。 かつてのツッパリ文化を思わせる反骨精神が、アイドルの物語とパフォーマンスの中でよみがえる。2010年の「ロック」は、“本気”を見せるための言葉になった。 動画メモ 4 2010年|「ロック」は、日常を蹴り飛ばす衝動だった——Mr.Children 動画情報 YouTube原題:ロックンロールは生きている / Mr.Children 投稿チャンネル:TOYSFACTORYJP 再生時間:4分51秒 収録公演:Mr.Children Tour 2011 “SENSE” 楽曲発表年:2010年 楽曲が発表されたのは2010年。ここで選んだのは、翌2011年のツアーで演奏されたライブ映像だ。 打ち込みのビートとバンドサウンドが交わる中で鳴らされるロックンロール。それは過去の音楽や決まったスタイルではなく、閉塞した日常を破り、次の世界へ進もうとする衝動として描かれている。 リーゼントでも、パンクファッションでもなくていい。自分の中にまだ前へ進もうとする力が残っているなら、ロックンロールは生きている。そんな宣言のように響く一曲。 動画メモ 5 2013年|「ロック」は、自分の美学を貫く覚悟だった——吉川晃司 動画情報 YouTube原題:吉川晃司 _SAMURAI ROCЖ 投稿チャンネル:Bebegim Ж 再生時間:4分44秒 楽曲発表年:2013年 デビュー30周年を目前に、吉川晃司が自らのレーベル「SAMURAI ROCK」を立ち上げ、その第1弾として放った一曲。 鋭いギターリフと力強いビートに重なるのは、時代や周囲に合わせるのではなく、自分の信念を貫こうとする姿。若さに任せて突っ走るだけではなく、守りたいもののために立ち向かう覚悟がある。 長く走り続けてきたからこそ、自分の美学を曲げない。2013年の「ロック」は、大人になっても信念を貫く生きざまとして響いてくる。 動画メモ 6 2017年|「ロック」は、想いを届けるための言葉になった——あいみょん 動画情報 YouTube原題:あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 投稿チャンネル:あいみょん 楽曲発表年:2017年 「ロックを聴かない君」に、自分の好きな曲を聴かせたい。片思いする男性の視点から、音楽をきっかけに相手との距離を縮めようとする気持ちを描いた一曲。 広大な廃墟を舞台にしたノスタルジックな映像も、まっすぐなのにどこか不器用な恋心とよく似合う。ここでの「ロック」は、反抗や強さを示すものではなく、言葉にできない想いを託すための音楽になっている。 かつて反抗や衝動の象徴だったロックが、この曲では誰かと分かち合いたいものへ。2017年の「ロック」は、好きな人にそっと差し出す一枚のレコードのように響いてくる。 動画メモ 7 2025年|「ロック」は、夢を追う人をつなぐ力になった——Ado 動画情報 YouTube原題:【Ado】ロックスター 投稿チャンネル:Ado 再生時間:3分51秒 楽曲発表年:2025年 Ado自身の歩みを重ねながら、何かに挑むすべての人の背中を押す応援歌。 クローゼットで歌を録音していた頃から、世界へ歌を届ける存在になるまで。その道のりがあるからこそ、この曲の「ロックスター」は遠い憧れではなく、誰かと一緒に夢を追い続ける人の姿として響く。 MVでは、前世でロックスターになる夢を叶えられなかった主人公が、一夜限りのチャンスに挑む物語が描かれる。少し不思議でコミカルな映像の奥に、諦めきれない夢への強い思いが残る。 1980年の「突っ走る生きざま」から始まったこの箱の最後に、2025年のAdoを置いた。時代とともに「ロック」の音も姿も変わったけれど、夢に向かって自分の声を上げることは、今も変わらないのかもしれない。
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